こんにちはくまさんです。今回は米国株の中でも今成長が著しいクラウド銘柄についてまとめてみました。
クラウド銘柄って?
クラウド銘柄はクラウドコンピューティングを収益の軸に据えている企業群の総称で、その業態や種類は多岐にわたります。現在の米国ハイテク企業群の成長の源泉になっていて、収益性が高いビジネスモデルが多いことから急成長している企業が多い銘柄です。
米国大手IT企業のAppleやAmazonなどの企業もクラウドサービス部門に力を入れていて世界のインフラになりつつあります。
クラウドコンピューティングとは
クラウドコンピューティングとはかんたんに説明するとコンピューターの処理や技術をネットワークの向こう側から遠隔で呼び出して利用するサービスの総称です。
ネットワークの高速化やコンピューターの処理能力の向上によって利用できるようになった技術で2006年頃から実用的に開発され普及してきた技術です。
またクラウドを利用して提供されるサービスを「Saas」と呼び現在急速に普及しているサービスとして注目を集めています。
なぜクラウド銘柄がいいの?
クラウド銘柄の魅力として収益性がいいビジネスモデルが多い点があげられます。
サブスクリプションと呼ばれる期間によって課金する収益システムによって安定した収益を維持できる可能性が高く、インターネットを利用した業態なので既存のビジネスモデルへの組入や社会情勢などの物理的な要因を受けにくいため成長性を維持しやすいのが特徴です。
今後もこの潮流は続きやすいと考えられるため投資先としての期待が高い銘柄です。
くまさんのクラウド銘柄一覧と業態
くまさんが最近話題に上がることの多い米国のクラウド関連銘柄をリストにしました。
この他にもいくつかの中小銘柄がありますがココでは説明を省きます。
どれを買えばいいの?
実際にどの銘柄を買えばいいのかわかりにくいのは事実です。
各銘柄のポートフォリオへの組入率で計算する方法が良いでしょう。もちろん短期で収益を上げたい場合は銘柄を絞って大きな額を投入する方法もあると思います。しかし初心者がその方法をする場合は大きなリスクが伴いますし、銘柄の動きを常に監視しなくてはいけません。
ですからはじめてクラウド銘柄に投資する場合はすこしずつ買って入ったり、分散したり、ETFを購入するのがいいと思います。
クラウドETFの紹介
クラウドETFは日本の証券会社では購入が難しい[WCLD]と呼ばれるETFがあります。組入上位銘柄は以下になります。
- ファストリー
- ズーム
- ドキュサイン
- ゼットスケーラー
- トゥイリオ
- WIX.COM
- データドッグ
- クラウドフレア
- ショッピファイ
- 2U
日本から購入できる[CLOU]と呼ばれるETFもあり、こちらの組入上位銘柄は以下になります。
- ファストリー
- トゥイリオ
- ゼットスケーラー
- ズーム
- クーパソフトウェア
- ショッピファイ
- ゼロ※クラウド向け会計ソフト企業
- エバーブリッジ※緊急時の通信システム
- セールスフォース
- ワークデイ
- ペイロシティ・ホールディング※中小企業向け財務人事サービス
自分で作るクラウドETF
上記リストから自分の組み入れたい銘柄を金額ベースで均等に数種類から十数種類を買うことでETFのような動きを期待できます。自分でETFのように運用することで自分だけのクラウドETFをつくってみてもいいかもしれません。
ハイテク銘柄の危険性
最後にハイテク銘柄の暴落の話をします。なぜ最後にこのような話をするのかと言うとリスクをしっかりと理解してほしいからです。
1990年代後半から2000年代前半までにITバブルと呼ばれる株式市場のの崩壊が起こりました。これは米国ではdot-com bubble(ドットコム・バブル)と呼ばれていてナスダック総合指数はおよそ70%近く下落した場面がありました。
今後もGAFAMが市場を牽引することからその一角が崩れた場合大きな暴落局面が訪れる可能性はあると思われます。
その点のリスクを知った上での投資をおすすめします。
まとめ
・銘柄数が多いので分析が必要
・値動きは激しい逆行に注意少しづつ買ったりETFや分散を活かす。
・暴落のリスクに常に注意し組入率を考えましょう。
みなさんの投資の参考になれば幸いです。 Happy investment!